青森市の社会保険労務士よりご依頼をいただき、2014年2月13日の「就業規則の見直し方セミナー」で、「労務トラブルの傾向と対策~経営者が知っておくべきこと~」と題する講演をさせていただきました。
最近の労務トラブルの傾向としては、職場での「いじめ・嫌がらせ」、「未払い残業代」の請求が増加していることが挙げられます。
「いじめ・嫌がらせ」、「未払い残業代」による企業の賠償・支払のリスクは、巨額なものとなることもあります。
企業としては、これらの問題をきちんと理解し、しかるべき対策をとっておく必要があります。
講演をお聞きいただいたのは、企業経営者や管理職の方々でした。
講演の内容は、「いじめ・嫌がらせ」、「未払い残業代」に関連する基本的な知識、企業の賠償・支払リスクの内容、企業が講じるべき対策などについて、モデルケースや裁判事例を用いながら説明をさせていただきました。
【講演内容】
1.「いじめ・嫌がらせ」について
①「いじめ・嫌がらせ」の具体例
②「いじめ・嫌がらせ」の影響
③「いじめ・嫌がらせ」の裁判事例
④「いじめ・嫌がらせ」の対策
2.「未払い残業代」について
①「未払い残業代」とは
②会社側のよくある反論
③「未払い残業代」の裁判事例
④「未払い残業代」の対策
講演をお聞きいただいた方々にアンケートをお願いしたところ、「現在の傾向がよく分かりました。
特に「いじめ・嫌がらせ」については、十分検討していかなければならない問題で、実際に社内でも発生しているので、対策を立てたいと思います」、「タイムカードの適正な打刻の教育と就業規則の整備をすみやかにしたい」などの回答をいただきました。
講演をお聞きいただいた方々の業務の参考になれば幸いです。
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